日本臨床動作学会
The Association of Japanese Clinical Dohsalogy
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臨床動作学研究 第1巻(1995年) 目次
巻頭言 成瀬悟策
事例研究
留学ストレスに苦しむ留学生へ適合感の援助 鶴光代
対人恐怖を訴える来談者への動作療法の適用 藤岡孝志
対人不安に悩む主婦への体験中心の心理的援助 大多和二郎
不安神経症者への動作法の適用事例 吉川吉美
境界例への動作法の適用 畠中雄平
PanicDjsorder様の症状を訴えて来院した主婦 杉下守男
進路選択に際し、親との葛藤に悩む受験生への援助 平尾始
施設におけるストレスに苦しむ障害者の適応への援助 本田美代子
学習上の悩みを脱毛不安というかたちで訴えている高校生への援助 荒正文
実母との対立で悩んでいる女性の自分さがしへの援助 阿賀野多恵子
不定愁訴のある高齢者に対する動作法適用の一事例 大脇真奈
不登校女子小学生への動作法の適用 最上貴子
不登校で混乱する生徒の援助 中川泰彦
不登校生への体験様式仮説をもっての援助 大場貴久
不登校傾向を示すLD児への動作法を通した関わり 鈴木順子
他者との関係性に主眼をおいた動作法による援助 谷浩一
全盲児への動作法一自己活動の活性化をねらって 中野弘治
重度重複障害児との気持ちの共有を目指して 小野みゆき
全身の筋緊張の異常に強い児童への弛緩動作訓練の試み 渡邉忠雄
低緊張児の自己軸の獲得と自己を基準とした空間定位 熊谷英子
特別寄稿
被災された方への動作法一阪神・淡路大震災からのレポート 冨永良喜
事務局報告
日本臨床動作学研究会由来記 藤岡孝志
臨床動作学研究 第2巻(1996年) 目次
巻頭言
臨床動作法で、ひとはどのように変わるのか 鶴光代
原 著
気管支喘息者への動作療法の適用 三好敏之
児童福祉施設における被虐待児への臨床動作法適用の治療過程について 那須野康成
集団行動や人とのコミュニケーションの苦手なF.Yへの動作法によるアプローチについて 林泰之
精神科臨床における動作法一2症例を通して 畠中雄平
いわゆるヒステリーと考えられる症状を呈する患者に動作療法を試みた事例 吉川吉美
資料
自閉症者への姿勢研究1 米川薫
水頭症児Aちゃんと母親への動作法によるアプローチ 阿賀野多恵子
臨床動作学研究 第3巻(1997年) 目次
原 著
授業での発表が気になる学生への動作法の適用 清峰瑞穂
アトピー性皮膚炎に悩む青年への動作療法の適用 三好敏之
不定愁訴を訴える入院患者への動作療法の適用 大場貴久
特別な教育的配慮が必要な子ども達(いわゆる「学習障害児」及びその周辺の子ども達)への動作療法の適用
藤岡孝志・伊藤広栄・大場貴久
資料
マタニティブルーへの動作法の適用例 吉川吉美
臨床動作学研究 第4巻(1998年) 目次
原 著
自閉的な発達障害を持つ青年への動作法の適用 最上貴子
学級活動における臨床動作法の適用 高橋国法
特別寄稿
臨床動作法における見立てと動作課題の設定について一強迫神経症に動作法を適用して一 畠中雄平
動作療法適用上の工夫について 藤岡孝志
臨床動作学研究 第5巻(1999年) 目次
原 著
抑うつ気分を訴える男子学生への臨床動作法の適用 小俣和義
被害妄想的パニックを引き起こした一女子学生との関わり一危機介入的に、またコンサルテーションの一部に臨床動作法を導入して 家族・学内関係者との連携と個人面接一 尾畑博子
資 料
うつ病成人への動作法の適用 伊藤研一
特別寄稿
教員研修への臨床動作法の試み 坂上頼子
スクールカウンセリングにおける臨床動作法の活用 最上貴子
臨床動作学研究 第6巻(2000年) 目次
原 著
書痙の男性の臨床動作法の適用について 三好敏之
臨床動作法とフォーカシングの連続性と相違 伊藤研一
資 料 ・講 演
臨床動作法資格者研修会 平成13年6月30日~7月1日 於愛知学院大学
成瀬悟策会長講演資料
成瀬悟策会長講義
臨床動作学研究 第7巻(2001年) 目次
原 著
臨床動作法の適用で前向きのこころとからだを取り戻し、不登校を克服した少女の事例 中尾みどり
自己存在の不確かさに悩む脳障害者への心理的アプローチ 竹田伸也
動作法による教師のストレス・マネジメント 河野文光
対人恐怖感があり衝突を起こすかたちで自己主張する女性への臨床動作法の適用 清峰瑞穂
臨床動作学研究 第8~11巻(2005年) 目次
原 著
不安を主訴とする事例に対して動作法を用いた面接について一異文化での適用の試み一 窪田文子
皮膚科外来におけるアトピー性皮膚炎患者に対する臨床動作法の適用 田中尚子・石和万美子
数年にわたり抑うつ状態を呈してきた成人女性への臨床動作法の適用 大川貴子
実践報告
痙性斜頸のクライアントに対する臨床動作法の適用 植田中子・清水幸登
寄稿論文
高齢者に対する動作法一比較的健康な高齢者を対象として 長野恵子
臨床動作法における動作とリラクセーションー神経症者・統合失調症者への対応を通して一 最上貴子
弛めることの意味一不登校の事例から 冨永良喜・森田勇・大島英世・冨永典子
臨床動作学研究 第12巻(2006年) 目次
原 著
災害支援における臨床動作法の有効性(1)教育現場におけるにころのケアとしての臨床動個去の活用
織田島純子・吉澤美弥子・大原薫
災害支援における臨床動作法の有効性(2)現地支援ボランティア活動における臨床動作法の活用から
吉澤美弥子・織田島純子・大原薫
短期介入技法としての動作法一緊急支援の中で一 土居隆子
対人恐怖を主訴とする女性への臨床動作法 村田有美
DV被害を受けた女性への動作療法 石井佐千代・冨永良喜
不快な記憶に及ぽす臨床動作法とイメージ呼吸法の効果 渡邉啓介・冨永良喜
論 評
トラウマヘの臨床動作法 冨永良喜
臨床動作学研究 第13巻(2009年) 目次
原著
社会復帰困難なうつ病クライエントを主とした集団臨床動作法の試み 藤村 敬二
臨床動作法とホディーワークの特徴と比較 中尾 みどり
臨床動作法とフォーカシングを組み合わせた技法の試み 伊藤 研一
暗所・閉所恐怖の児童への自体軸づくりによる動作療法の適用 大島 英世
実践研究
頭頸部の傾きが気になる心因性痙性男性における臨床動作法の適用について 三好 敏之
中国・四川大地震での日本の心理援助活動における臨床動作法 織田島 純子
臨床動作学研究 第14巻(2010年) 目次
原著
主体の原初型としての「息み」・「身構え」とその発達 成瀬 悟策
統合失調症患者への臨床動作法の有効性~薬物の副作用により斜頚姿勢となっていた事例から~ 永山 裕子
蔓延性うつ病男性への臨床動作法の適用 横尾 摂子
再発のうつ病を主訴とした成人男性との臨床動作面接過程での手動感の獲得 矢野 敦子
左側上下肢が動かないと訴える女児への臨床動作法の適用 日比 由美子 ・ 宮脇 宏司
臨床動作学研究 第15巻 (2012年) 目次
原著
筋電図法によるリラクセーション実感体験の研究 緒方二郎
動作法による腰痛解消の研究 寳諸充世
事例研究
立つことやバランスを取ることの体験がパニックからの立ち直りを促した事例 竹田文子
臨床動作学研究 第16巻 (2012年) 目次
原著
“感情”に焦点を当てた臨床動作法の理論化の検討 武内智弥
健康動作法教室の試み-地域在住者への動作法による健康支援- 河野文光
動作体験が慢性疲労症候群の認知変容に及ぼす効果 上原美穗
臨床動作学研究 第17巻 (2012年) 目次
原著
筋電図法による痛み緊張感に対する注意の向け方の研究 緒方二郎
うつ病者の現実認知に及ぼす動作療法の無意識過程の効果 大川貴子
大学生スポーツ選手に対する動作法の集団指導の効果:KJ法による内省レポートの分析から
三好英次・岩田真一
臨床動作学研究 第18巻 (2013年) 目次
原著
新しい他者イメージ形成に動作法が寄与した事例 武内智弥
動作療法による「動作のこころ」と「自己のこころ」の調和―クライアントとの事例を通しての考察―
原田真之介
実践研究
統合失調症者の適応的社会生活活動性および退院促進にかかわる動作法の効果 上倉安代・清水良三
臨床動作学研究 第19巻 (2014年) 目次
原著
身体表現性障害を呈した人への動作法による心理療法 藤吉晴美
学校カウンセリングにおける自己弛緩の修得により自己コントロール感を高める動作アプローチ-動作法と自律訓練の組み合わせにより緊張場面への対応を改善した事例を元に- 米川勉
資料
動作法によるからだ緩めが精神的健康に及ぼす効果-体育系大学の学生を対象として- 岩田真一
臨床動作学研究 第20巻 (2014年) 目次
原著
心身ともにかたくなな認知症者への動作法アプローチ-病院臨床における二事例から-
上倉安代・成田彩乃
事例研究
多汗が気になる男性への軸作りを中心とした臨床動作法の効果 鈴木順子
臨床動作学研究 第21巻 (2015年) 目次
原著
成人アトピー性皮膚炎者の動作体験の展開と顔面皮膚変化の検討 加藤奈保美・渡邊岸子
対人緊張を訴える男性の頑なさが変化した心理療法過程 武内智弥・比賀晴美
展望
発達障害への治療的介入法としての動作法の効果―エビデンスに基づく実践の視点から 畠中雄平
臨床動作学研究 第22巻 (2016年) 目次
巻頭特集 「森田療法に聞く ―動作療法からー」 ―2016年日本臨床動作学会第27回学術大会長野大会企画よりー 北西 憲二 ・成瀬 悟策
原著論文
動作療法における抵抗の概念的整理 ーKJ法の援用を通した試みー 原田 真之介・宮脇 宏司
動作法における努力の構成についての研究 武内 智弥・武内 咲来
事例研究
問題行動がみられる広汎性発達障害をもつ子どもへの臨床動作法による援助過程
―体験様式の変容の視点からー 秋山 和寛
臨床動作学研究 第23巻 (2017年) 目次
原著論文
動作法プログラムが大学生の自己肯定意識と一般性自己効力感に及ぼす効果
島袋 桂・幸地 将希
痙性斜頸を有するクライエントへの臨床動作法の適用
―顔上げ保持時間を指標とした体験過程と動作課題の分析ー 谷 浩一
資料
別セラピストによる動作療法と言語カウンセリングの並行面接の意義と効果 武内 智弥・竹本 幸子
展望
統合失調症に対する動作療法の効果要因とメカニズムの検討 上倉 安代
短報
就労支援カウンセリングに活きる動作法体験と体験治療論 小野崎 敦
臨床動作学研究 第24巻 (2018年) 目次
特集 テーマ「働く人のための臨床動作法」
―2018 年日本臨床動作学会第 26 回学術大会東京大会企画より―
1 対談 松井 知子/鶴 光代
2 シンポジウム
【シンポジスト】月岡 麻里/藤代 富弘/前場 康介/丸山 陽子 【指定討論】宮脇 宏司/宮崎 圭子
原著論文
動作法セッションの記述における「動作のかたさ」表現の検討 武内 智弥 /坪井菜奈子/ 牛山 卓也/ 後藤 進吾/林 輝明
事例研究
身体症状を主訴とするうつ病男性への動作による援助 ─立位動作課題を中心として─ 緒方 二郎
動作学研究投稿規程 /日本臨床動作学会会則
臨床動作学研究 第25巻 (2020年) 目次
原著論文
動作療法のメカニズムに関する基礎的研究
─「自己意識(「自己主体感」と「身体的所有感」)」に焦点を当てて─ 上倉 安代
臨床動作法における心理的反応評価尺度の開発
─リラクセーション課題と軸づくり課題の心理的反応─ 桑島 隆二 /榊原 雅人/吉川 吉美
精神科入院病棟における集団動作療法の試み
─多職種協働でのオープン形式プログラムの運営─ 和田 剛宗
失感情症傾向者に対して臨床動作法が及ぼす影響
─“お任せ”による情動認識の促進についての実験─ 横山 舜
資料
臨床動作法による“体験内容の変化過程”に関する研究
─3セッションの実験場面における検討─ 後藤 進吾
書評
催眠心理面接法 畠中 雄平
会務報告 / 公告 /動作学研究投稿規程/日本臨床動作学会会則
臨床動作学研究 第26巻 (2021年) 目次
成瀬悟策先生追悼号
巻頭言 鶴 光代
成瀬悟策先生の御経歴と業績
成瀬先生講義録
ー「動作療法」(2018年九州臨床動作法研究会講義より)ー
成瀬悟策先生追悼の言葉
冨永良喜/丸山千秋/緒方登士雄/清水良三/倉田知子/中島健一/畠中雄平
針塚進/藤吉晴美/土居隆子/大 多和二郎/緒方二郎
原著論文
動作課題を通した幼児における「身体への意識化」
ー肩の上げ下げ課題を通してー 井上 久美子
初心者による相互援助の動作法体験の構造 島袋 桂/金城 昇
面接初期におけるクライエントの主観的な動作法体験プロセス
ー試行面接の語りからー 上床 幸太/長山 卓弘
会計報告/臨床動作学研究投稿規程/日本臨床動作学会会則/日本臨床動作学会編集規定(案)
臨床動作学研究 第27巻 (2022年) 目次
特集
2020年度日本臨床動作学会第28回学術大会沖縄大会シンポジウム
ーさまざまな領域や専門性から見た動作法の可能性についてー
介護予防当事業における高齢者動作法の可能性 金城 昇
児童心理治療施設における臨床動作法の可能性 高島 由樹
自閉スペクトラム症の精神医学が臨床動作法から学ぶこと 米田 衆介
宮古島で見つけた動作法の可能性 伊志嶺ユカリ
原著論文
うつ病の脳性麻痺男性への動作療法 緒方 二郎
東日本大震災の被災者(知的障害者)への臨床動作法による支援 三好 敏之
ーリラクセイション課題からタテ系課題へー
書評
香野毅著『動作訓練の技術とこころ』 中島 健一
会計報告/臨床動作学研究投稿規程/日本臨床動作学会則、選挙規則、倫理規定